News

調査の重要性と熱意

みなさんこんにちは!

少々大袈裟にも映るかもしれませんが、今回は僕たちが普段お仕事をさせていただくにあたって、最重要な事柄の一つでもあり、各事案の最初の一歩目となる「調査」について。

不動産にかかわる調査の項目は多岐にわたります。

法律にかかわること、権利にかかわること、道路などのインフラ、地域性、不動産市場における相場、などなど、色々な視点から対象となる不動産に係ってくる事柄をくまなく調べ上げていきます。

なぜ重要かというと、調べて・知る。ことをしないとその不動産の本当の価値や状況がわからないからです。価値も状況もご所有者様ご自身の印象値やご家族や知人の方からの助言などにより、知らず知らずのうちに先入観を持ってしまっていることが多々あります。

例えば「うちの家は○○万円だ!」と思っていても、実際に調べてみると現在の相場から大きく逸脱していることはよくあるケースです。高く見積もっている分にはがっかりしますし、低く見積もっている分はもったいないですよね。

そういった「ズレ」や乖離をなくし、しっかりと知っていただく、理解していただいたうえで、その不動産をどうしていくか?どうしたいか?を共に考えながら、ご納得のいく方向性に導くのが僕たちの役割だと捉えています。

さて、この調査ですが不動産会社に入ってすぐの頃に先輩から教わる業務でもあるのですが、やればやるほど奥が深いことを実感させられることがたくさんあります。

ただ、それを知れば知るほど自分の知恵が増していく実感もありますし、何よりご依頼者からの信頼に繋がると思いますので、その充実感からか前向きに楽しみながら取り組んでいます。

 

これは個人的にですが、不動産、特に土地についてはやはり現地はもちろん付近も含めて「歩いて」見て回ることが一番だと思っています。

その土地のことを知ることはもちろん、歩いていると車での移動などでは気づけないような発見もあったりします。目に見える発見もですが、風の感じや香り(時には臭い)、日当たりなどの体感するものから、付近の道路や側溝の状態などなど。

そういった現地で見て感じて、時にはその場で出会った人に聞いたことなどから見えてくるものも多く、非常に重要な情報を掴むことが出来ます。

最近ではストリートビューなどでざっくり見たり、時にはそういった画像を物件情報サイトに載せている場面も見かけるのですが、それはちょっと僕たちには出来ないなあという所業です。

やはりご依頼者側も、自分の悩みでもあったり、先祖代々の大事な不動産であったり、背景は様々ですが、その対象は不動産という「価値」のついてくるものですから、しっかりと「調査」を行う事も、僕たち不動産事業を生業とする人間からの誠意だと思うのです。

今回は調査について。というより、調査への意識。のような内容になってしまいました(笑)

また機会があれば調査の具体的なことについても書いてみたいと思います!

 

一覧に戻る